
https://kt3k.github.io/shatranj/
雑に作ったサイトに雑に国際化をかけてる。国際化は本当に入れたい言語を言うだけで出来る。国際化に関して人間が頭を使う事が何もない。あるとしたらどの言語を出すかという選択ぐらいだ。
国際化といえば一つの技術トピックだった。メッセージキーをどう設計するか、言語リソースをどう配信するか、翻訳者にどうやって未翻訳キーを渡して翻訳結果をどうやって受け取るか。某ゲームプラットフォームではそれ専門のチームすらあった。
それくらい複雑なトピックなのでそれ専用の OSS もある。kazupon さんといえば、i18n の OSS の人として有名だった。
ai の嫌いな所はみんなが大事だと思って大切にしていたトピック自体をどうでも良いものにしてしまった所だ。自分がこだわっていた deno も、もはやどうでも良いものになってしまった。deno と node の差分は人間がコードを書いていないとほとんど意味がない。ai で作ってる時に deno の「DX の良さ」を感じる事はほぼ出来ない。
OSS is dead と言われる事がある。それは間違っていると思うけど、大部分の OSS、特に DX とか ergonomics とか使いやすさに重点を置いていた OSS は ai でほとんど意味がなくなってしまった。
人間は良い道具が好きだ。良い道具を作るために、どんなインターフェースにするのが良いか考えるのが楽しかった。それぞれが自分の考えたこだわりの良い道具を持ち寄って、何が良いかを延々話していた。そんな話をするのも聞くのも楽しかった。
そういう世界が ai で丸ごと吹き飛ばされてしまった。自分のソフトウェアも意味が無くなったし、みんなが作っていたソフトウェアもほとんど意味が無くなった。
全部の OSS が死んだわけでは無い。linux や postgres は使う意味がある OSS だし、ai を効率的に使うための OSS がどんどん生まれて流行っている。終わったのは 「2025年以前の DX」を改善するための OSS だ。